黒豆とシャトル鍋

おせち料理は祖母から母へ、そして子供へとその家の味を伝えていくいい機会だと思います。私も若い頃、母に手伝って12月30日31日は料理作りを楽しみました。金沢出身の母はやはり里の味が忘れられず、金沢名物かぶらずしやごり、くるみのアメ炊き等とりよせてお重にいれていました。他のおせち料理は手作りで家族を楽しませてくれました。

おにしめはかつをぶし、こんぶ、とりのがらで出汁をとり、調味した中で牛肉をさっと湯がき、別皿に盛り、野菜類を煮込んでいました。大きなかぶの味がしみたおいしさは今でもわすれられません。黒豆はしわを作らず黒々としていました。元旦の朝、頂く時の家族の会話は、この黒豆の出来栄えからはじまり、更に父は豆の皮をはずして食べるのですから・・・・皮がとれるくらいの丁度いい柔らかさなのです。

おとそは赤玉ポートワインにとそ袋を前日からつけておいたものでした。甘みが抑えられ、香料の香りと共に父から注がれ、新年のあいさつをして重々しくいただきます。この赤玉ポートワインは父のアイデアで、毎年サントリーに云えば.....というところで終わりですが、各家庭では何を入れておられるのでしょうか。新年の儀式は子供ごころに緊張し、いつも初々しさを感じます。その家庭で受け継がれていけばいいものですね。

両親が亡くなってから兄弟で集まると、あの時のあの料理おいしかった!という会話が多いのです。若いお母さん、子供の毎日の献立の中でいつか「おふくろの味」となる自分の料理を育ててください。私?何かしら?一度、子供に聞いてみますね。

我が家の黒豆
a0148476_1847652.jpg 豆料理の助っ人がいます。シャトル鍋です。豆を洗い、調味料をあわせ、シャルトル鍋にいれ、沸騰させてすぐにこの中で保温しながら火を通してゆきます。翌日もう一度くりかし、三日目はそのままつけておきます。完璧!手間いらず!


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a0148476_1848357.jpgシャトル鍋は豆料理、牛肉を柔らかくしながら煮込むシチューやカレー、おでんなどなどじっくり味を通すものに最適です。火の上にのせている時間がすくないのでエコです。働いておられる方には是非おすすめ。朝しかけていけば、夜、暖かく出来上がっているのですから、魔法瓶のように二重構造になっています。

次回は大根のあっさり漬けです。
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by salon_de_aki | 2010-01-08 19:01 | 前菜


簡単!簡単!美味しい!美味しい!ヨーロッパで習ったマダムが作る家庭料理を紹介!  


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